息をのむほど美しい庭園
三千院
京都・大原の里のある三千院。三千院といえば、各季節ごとに姿を変える美しすぎる庭園の数々。三千院の周辺には石垣がめぐらされており重厚な味わいがあり、そのお堂の中にも彫刻や絵画など素晴らしい仏教美術品もあります。何度足を運んでも新しい発見や景色を味わうことができるので、一度とは言わず、季節ごとに行って楽しんでみてください！
三千院
大原のさらに奥の自然豊かな場所にある寺院「三千院」。その境内には「聚碧園」「有清園」という有名な2つの庭園があり、訪れる人々を癒してくれたり、楽しませてくれます。三千院は一年通して見どころがある観光名所としても有名であり、春の桜、梅雨の紫陽花、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色などのすべての季節で楽しむことができます。
自然の優雅さと趣深い参道
京都市中心部からバスで1時間弱、大原駅(バス停)に到着します。そこから30分程度の山道参道を登り三千院に到着します。この参道にもたくさんの魅力があり、昔ながらの伝統工芸品屋さんやお料理屋さん、お土産やさんの数々が並んでおり、あっという間に三千院に到着します。
三千院参道
伝統工芸品屋さん
野菜がオススメ松門さん
お土産やさんの数々
あと少しで三千院
山道参道を登り切ると、少しひらけた場所に到着します。この三千院の石碑が見えたらもう少しです。ここまでで疲れてヘトヘトになった時は、参道にあるお食事どころなどで休憩することもできます。あともう少し！！
参道
お食事どころとお土産やさん
自然に囲まれた優しい雰囲気の三千院
三千院の魅力は数え切れないほどありますが、風格のある門跡寺院の佇まい、苔が美しい２つの古い庭「聚碧園」「有清園」、四季折々の美しい自然などが代表的だと思います。この3点を見逃さないようにゆっくり散策してみてください。まずは、正面の門をくぐって受け付けを済まし、案内の順路に沿って拝観します。受付を通過してすぐに風格のある客殿に到着し、そこから見える一つ目の庭園「聚碧園」です。
地図
Cited from HP http://www.sanzenin.or.jp/en/
御殿門
受付
客殿までにある小さな庭
廊下からの眺め
客殿
必見！息をのむほど美しい庭園の数々
①「聚碧園」
細やかに手入れがなされた木々や花々や庭園内を流れる小川の美しさ、庭園手前にあるししおどしから流れる水のせせらぎから作り出される世界に浸っていると時間がたつのを忘れてしまいます。この聚碧園はどこから見ても一枚の絵のように綺麗で、心が落ち着く風景を見ることができます。有清園とともに、「東洋の宝石箱」と賞賛された庭園です。
聚碧園
客殿の縁側でお抹茶とお茶菓子をいただきながら庭園を眺めることができます。値段も500円とお手頃で、美味しい羊羹とお抹茶を楽しみながら聚碧園の素晴らしい雰囲気・世界に浸ることができます。
②有清園
一つ目の庭園「聚碧園」から奥に進むと、美しい苔で覆われた庭園「有清園」があります。春は石楠花、梅雨は紫陽花、夏は新緑、秋は紅葉、冬には雪景色など季節によって異なる風景が楽しめます。苔庭に加えて、杉の大木が情緒的な雰囲気をいっそう引き立てていて、思わず立ち尽くしてしまうほど見とれてしまいます。
有清園
三千院の境内は結構広くて、散策していると”癒しスポット”をたくさん発見することができます。その一つが、「わらべ地蔵」です。有清園には合計６体のお地蔵さんがいて、苔で覆われたり苔の上に寝そべっていたりするなど普段見ることができ、思わず微笑んでしまいますね。是非、実際に行ってみて探してみてください。
③あじさい苑
三千院の境内に流れる2つの川と、青苔のじゅうたんとヤマモミジの鮮やかな緑に加えて、紫陽花の色あざやかな色彩が相まってここでしか味わえない美しさを作り出しています。この「あじさい苑」では約50品種・1,000株のあじさいを楽しむことができるので、梅雨の時期に足を運んで楽しんでみてください！
あじさい
有清園には合計６体のお地蔵さんに加えて、このあじさい苑にもたくさんのわらべ地蔵たちがいます。有清園のわらべ地蔵とは少し雰囲気の違うわらべ地蔵たちがいるので見つけてみてください！！
最後に
東洋の宝石箱と比喩されるほど美しい庭園を持つ「三千院」はいかがでしたでしょうか？？ その美しい空間・雰囲気はもちろんのこと、自然との調和も併せて楽しんで見てください。
このブログが京都旅行へのきっかけになればすごく嬉しいです。魅力的な場所が沢山あるので、是非他の記事もご覧ください！では、いつか京都で会いましょう！
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