青紅葉と紅葉の美しさ
天龍寺塔頭 宝厳院
京都嵐山にある宝厳院はいつでも拝観できるお寺ではなく、春と秋の年2回だけしか拝観できない貴重な場所です。春の特別拝観(3月~6月)では青紅葉を、秋の特別拝観(10月初旬~12月上旬)では真っ赤な紅葉を楽しむことができます。境内の大部分を占める庭園は、新緑や紅葉の名所として広く知られており、特別拝観の際は国内外問わず観光客の方々で賑わってます。
宝厳院
宝厳院は嵐山にある世界遺産・天龍寺の塔頭の一つであり、天龍寺のすぐ隣にあります。宝厳院の最大の見どころは夏には青紅葉、秋には真紅の紅葉で彩られる「獅子吼の庭」。小道の両脇には赤く色づいたモミジの木が並んでおり、まさに最高のフォトスポットです!
一年にわずか2回の特別拝観
境内は主に本堂・書院・無畏庵・青嶂軒・庭園の5つから成り立っており、中でも「獅子吼の庭」と呼ばれる庭園は、紅葉の名所として『都林泉名勝図会』に選ばれるなど絶景スポットで有名です。この庭は日中と夕暮れで見える景色や雰囲気が大きく変わるので是非なんども足を運んで見て下さい。
宝厳院の山門
安らぎの場所「獅子吼の庭」
「獅子吼」とは、“獅子がほえて、百獣を恐れさせる”ことから、釈尊が大衆に恐れることなく説法する様子をたとえたものです。この庭の中に獅子に見立てた石があるので是非探して見てください!
獅子吼の庭
紅葉とは違った青もみじの美しさ
赤く色づくまでの新緑の季節のモミジやカエデを「青もみじ」と称して楽しむのも一つの楽しみ方です。紅葉の名所がたくさんある中、青もみじの名所として素晴らしい庭園を持つのが宝厳院です。春の特別拝観で観ることができる新緑の「青もみじ」が真紅に色づく場面を想像すると秋に再びこの場を訪れてみたくなるはずです!
青紅葉の風景
境外にもある青もみじの美
宝厳院の入り口である門を出たすぐのところにあるモミジで覆われた天然の「青もみじトンネル」。夜には道の両脇に点々と置かれたライトに明かりがともり、昼間の表情とは違った幻想的な雰囲気が漂っています。また、門前にはたくさんの嵐山羅漢が祀られ、幻想的な雰囲気になってます!
青もみじトンネル
嵐山羅漢
最後に
嵐山の一角に佇む紅葉で彩られた宝厳院はいかがでしたでしょうか?? 荘厳な建造物はもちろん、夜のライトアップイベントなども多く開催されるので実際に足を運んでみてください!!
このブログが京都旅行へのきっかけになればすごく嬉しいです。魅力的な場所が沢山あるので、是非他の記事もご覧ください!では、いつか京都で会いましょう!
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