青い蓮・動物たちに囲まれる
青蓮院門跡
青蓮院門跡は東山区にあり、八坂神社と平安神宮の間にある寺院です。春と秋の特別期間では夜間拝観と庭のライトアップとが行われ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめることで有名です。また、現代アーティストの木村英輝氏が奉納した蓮の襖絵の美しさは圧巻であり、躍動感のある蓮の絵はインパクト抜群です。
ライトアップや襖絵のほか、境内にある大舞台からの絶景や庭園など、思わず写真に撮りたくなる魅力を紹介します。
青蓮院門跡
青蓮院門跡では、「青」にたくさん目に飛び込んできます。まず拝観受付から建物に入ると、華頂殿という客殿があり、緑の苔やモミジが美しい庭園を眺めることができます。庭を眺めながら静かに座ったり、お抹茶をいただいたりすると、時が経つのがゆっくりに感じ、とても落ち着くので観光の最後や疲れた時に行くと最高の休憩を取ることができます。
樹齢800年の楠
青蓮院門跡入口の手前にある巨大な楠がひときわ目を引きます。この立派な楠以外にも境内には計5本の楠があるのですが、全て国の天然記念物に指定されています。どの楠も大きく、その佇まいは圧巻ですので拝観しながら５本探してみてください！
青！青！青！蓮の襖絵
何と言っても木村英輝の代表作、蓮の襖絵が美しい！この襖絵は華頂殿の中にあります。この襖絵は阿弥陀経というお経の世界で描かれている世界を実際に描いたものだそうです。蓮の上にはカエルをはじめ、カニ、カメ、トンボが描かれており、一枚の襖絵から生命の輝きや喜びを躍動感を感じることができます！！
蓮の襖絵
蓮の襖の上には三十六歌仙の額絵が飾られています。これもまた一枚一枚が綺麗で、しっかり見て見ると小野小町など、なじみ深い名前の歌人がたくさんいることに気づきます。これらの絵も綺麗ですのでゆっくり見て見てください！！
こんなもんじゃない青蓮院の見所
青蓮院門跡に見どころは雅な建造物や襖絵だけではありません。廊下で結ばれている宸殿や小御所などの雅な建物、四季折々で見せてくれる景色が違う回遊式庭園などまだまだ見所は尽きない。。。小さい観光名所ですが、見所が多すぎて時間が必要ですね！！幸せな悩み！
華頂殿の中からの眺め
小御所の一部
外から見た華頂殿
ライトアップ&夜間拝観
毎年春と秋の特別期間厨に実施されるに庭園のライトアップ。このライトアップには約1,000もの照明器具が使用され、庭園内の木々や竹林、苔の庭などの境内を青い光で包み、なんとも幽玄な雰囲気を作り出します。
なぜライトアップイベントがあるのか？？夜間拝観、ライトアップが綺麗だから？？
その答えは、青蓮院門跡のご本尊と大きな関係があるそうです。青蓮院のご本尊である熾盛光如来は光そのものであると考えられており、その化身である不動明王もその背に炎の光を背負っていることから、青蓮院は光との関係が深く、その理由で夜間のライトアップや特別拝観が行われるそうです。
夜間拝観の入り口からも青く綺麗な光を感じることができます。
そして、いよいよライトアップです！！
昼間とは違った美しさの景色
最後に！！
魅力的な襖絵と圧巻のライトアップを見ることができる青蓮院門跡はいかがでしたでしょうか？？ ぜひ、実際に足を運んでみていろいろ感じてみてください！このブログが京都旅行へのきっかけになればすごく嬉しいです。魅力的な場所が沢山あるので、是非他の記事もご覧ください！では、いつか京都で会いましょう！
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・拝観時間: 9:00 〜16:30
・拝観料: 500 yen (Adult)
・HP URL : http://www.shorenin.com
・Map：